この章の内容は次のとおりです。
「構成」作業領域を使用して、ナビゲータとスプリングボードをカスタマイズし、ホーム・ページとスプリングボードの設定を定義できます。この作業領域を開くには、「ナビゲータ」メニューから、「ツール」→「構成」を選択します。この作業領域には、「ナビゲーション構成」と「ホーム構成」の2つのタブがあります。「ナビゲーション構成」ページを使用して、ナビゲータおよびスプリングボードをカスタマイズします。「ホーム構成」ページを使用して、ホーム・ページを構成します。
「構成」作業領域を使用して実行できる主要なカスタマイズ・タスクの一部を次に示します。
ホーム・ページに表示される「ナビゲータ」メニュー項目とスプリングボード・アイコンの作成、編集および名前変更。
「ナビゲータ」メニュー項目とスプリングボード・アイコンの表示設定の変更、およびそれらの順序変更。
ホーム・ページに表示されるページ・コントロール内のインフォレット・ページの表示設定の変更。
ページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンの名前変更および順序変更。
組織に固有のニーズに対応するために、ナビゲータおよびスプリングボードのカテゴリおよびページ・エントリを作成または編集できます。たとえば、ページ・エントリをWebページまたは外部アプリケーションにリンクできます。
カテゴリおよびページ・エントリは、スプリングボードおよび「ナビゲータ」メニューで使用できます。ページ・エントリは、ページを開くナビゲータ・リンクまたはスプリングボード・アイコンです。ページは、関連するタスクを実行する単一の画面です。いくつかのページ・エントリを1つのカテゴリにグループ化できます。アクセス権を持つページ・エントリの数に応じて、スプリングボード上の最上位レベル(カテゴリ・フォルダ内ではなく)にページ・エントリを表示できます。カテゴリの下にページ・エントリが1つしかない場合、スプリングボード上の最上位レベルにそのページ・エントリのアイコンが表示されます。ただし、「ナビゲータ」メニューでは、このようなページ・エントリ・アイコンはそれぞれのカテゴリの下に表示されます。
ページ・エントリまたはカテゴリの作成または編集時に、「スプリングボード」フィールドを使用して、それらをスプリングボードに表示するかどうかを指定できます。そのため、ページ・エントリとカテゴリの一部がスプリングボードに表示されない場合があります。「ナビゲータ」メニューには、スプリングボードより多くのページ・エントリおよびカテゴリを指定できます。ページ・エントリが「ナビゲータ」メニューとスプリングボードの両方に表示される場合、これらのいずれかを使用してページを開くことができます。スプリングボードに表示されないページ・エントリの場合、「ナビゲータ」メニューを使用して、これらのページを開きます。
「ナビゲーション構成」ページを使用して、ナビゲータおよびスプリングボードをカスタマイズします。カテゴリおよびページ・エントリに対して次のタスクを実行できます。
作成
編集
表示または非表示
順序変更
「ホーム構成」ページを使用して、ホーム・ページのページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンを構成します。これらのアイコンの名前変更、その表示設定の変更および順序変更を行うことができます。
ナビゲータおよびスプリングボードをカスタマイズするには、「ナビゲーション構成」ページを使用して、カテゴリおよびページ・エントリを作成します。
次のいずれかを実行できます。
カテゴリを作成し、次にそのカテゴリにページ・エントリを作成します。
既存のカテゴリまたは最上位レベル(カテゴリ内ではなく)に、ページ・エントリを作成します。
前提条件は次のとおりです。
「ナビゲータ」メニューから、「ツール→「構成」を選択します。
サンドボックスをアクティブ化します。使用中のサンドボックスがアクティブではない場合、「構成」作業領域で「編集」をクリックします。サンドボックスをアクティブ化するよう求められます。
求められた場合、カスタマイズ・レイヤーを選択して、変更の影響を受けるユーザーの範囲を決定します。タスクのカスタマイズを完了すると、変更をプレビューし、テストした後、サンドボックスを公開して、ユーザーに対して変更を使用可能にできます。
カテゴリまたはページ・エントリを作成するには、次の手順を実行します。
「ナビゲーション構成」ページで、「作成」をクリックし、「カテゴリの作成」またはページ・エントリの作成を選択します。
カテゴリまたはページ・エントリの名前を入力します。すべてのカテゴリにデフォルトで同じアイコンが選択されるため、カテゴリのアイコンは選択できません。
ページ・エントリを作成する場合、次を実行します。
ページ・エントリのアイコンを検索して選択します。
新しいページ・エントリを配置するカテゴリを選択します。
「ナビゲータ」フィールドで、「はい」、「いいえ」または「EL式」を選択します。
はい: カテゴリまたはページ・エントリはナビゲータに表示されます。ステップ6で選択した内容に応じて、スプリングボードにも表示できます。
いいえ: カテゴリまたはページ・エントリは、ナビゲータにもスプリングボードにも表示されません。
EL式: EL式の評価によって、カテゴリまたはページ・エントリがナビゲータおよびスプリングボードに表示されるかどうかが決まります。
「ナビゲータ」フィールドに「EL式」を選択した場合、「ナビゲータ」ドロップダウン・リストの横にある「編集」アイコンをクリックして、値または式を入力します。EL式にスペースや二重引用符を含めないでください。
ページ・エントリで、「ナビゲータ」フィールドを「はい」または「EL式」に設定した場合は、「スプリングボード」フィールドを設定します。このフィールドの値が評価され、ページ・エントリが実際にスプリングボードに表示されるかどうかが決定されます。
はい: ページ・エントリはスプリングボードに表示されます。
「ナビゲータ」フィールドに「EL式」を指定したとします。この場合、「スプリングボード」フィールドを「はい」に設定した場合でも、ページ・エントリがスプリングボードに表示されないことがあります。EL式の評価によって、これらの項目が実際にスプリングボードに表示されるかどうかが決まります。
いいえ: ページ・エントリはスプリングボードに表示されません。
EL式: EL式の評価によって、ページ・エントリがスプリングボードに表示されるかどうかが決まります。
カテゴリを作成する場合、「保存してクローズ」をクリックします。ページ・エントリを作成する場合、このステップではなく、ステップ8から10を実行してください。
ページ・エントリの次のいずれかのリンク・タイプを選択します。
アプリケーション・ページ。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが変わる可能性のある、外部ページ(アプリケーションの外部)の動的URL。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが変わらない、外部ページ(アプリケーションの外部)の静的URL。
リンク・タイプに基づいて、必要な詳細を指定してリンクを構成します。
「保存してクローズ」をクリックします。
作成した新しいカテゴリまたはページ・エントリがサンドボックスの「ナビゲータ」メニューに表示されることを確認してから、サンドボックスを公開して変更をユーザーが使用できるようにします。
「ナビゲーション構成」ページを使用した、ナビゲータおよびスプリングボードのページ・エントリの作成時またはカスタム・ページ・エントリの編集時に、ページ・エントリのリンク先を決定できます。
ページ・エントリの作成ページまたはページ・エントリの編集ページを使用して、次のリンク・タイプのいずれかにページ・エントリをリンクします。
アプリケーション・ページ。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが変わる可能性のある、外部ページ(アプリケーションの外部)の動的URL。
動的URLの開始時に使用されるホストおよびポートの詳細は、アプリケーション名に基づいた参照から決定できます。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが変わらない、外部ページ(アプリケーションの外部)の静的URL。静的URLには参照は必要ありません。
セキュア・トークンが追加される、パートナ・アプリケーションのセキュア・トークンURL。トークンには、ユーザーに関するIDおよびセキュリティ情報が含まれ、ユーザー名やパスワードなどの追加の認証要件なしで認証するために使用できます。
このオプションは、Cloud以外の実装にのみ適用できます。Oracle Cloud実装の場合、「ページ統合」ウィザード・ページを使用して、ページの作成時にアプリケーション・ページへのリンクを構成できます。
アプリケーション・ページのいずれかにページ・エントリをリンクするには、次の手順を実行します。
「アプリケーション・ページ」リンク・タイプを選択します。
同じアプリケーション・ページにリンクする別のページ・エントリがある場合、パラメータを除き、すべてのフィールドに対して同じ詳細を入力できます。
ターゲット・ページのフォーカス・ビューIDを入力します。
フォーカス・ビューIDは、製品のpublic_html/WEB-INF/adfc-config.xmlファイルにあるページのview id
属性の値から取得できます。
当該のWebアプリケーションの名前を選択します。
これは、「設定および保守」作業領域を使用してこのサード・パーティ・アプリケーションを作成した時に入力したアプリケーション名です。
ページ・エントリからターゲット・アプリケーション・ページへのセキュアなアクセスを確保するために、セキュアなリソース名およびポリシー・ストアのアプリケーション・ストライプの名前を指定します。セキュアなリソース名の例は、oracle.apps.view.pageDefs.CaseList_Form_Attach_UIShellPagePageDef
です。ユーザーがリンクをクリックすると、アプリケーションによって、セキュアなリソースおよびLightweight Directory Access Protocol (LDAP)ポリシー・ストアがチェックされます。その後、アプリケーションは、ユーザーにページの表示権限があるかどうかを判別します。
jps.policystore.applicationid
パラメータ(アプリケーションのweblogic-application.xml
ファイル内にある)からアプリケーション・ストライプを取得できます。アプリケーション・ストライプの例は、crm、fscmおよびhcmです。
ページがパラメータを取る場合、「ページ・パラメータ・リスト」フィールドに名前と値のペアのセミコロン区切りの文字列(たとえば、org=m1;context=s1
)を入力できます。
式言語(EL)を使用して、パラメータを指定できます。ELがオブジェクトに対して評価されると、そのオブジェクトのtoString
値がパラメータの値として渡されます。渡されるパラメータに応じて、アプリケーション・ページの表示や動作が異なる場合があります。たとえば、スプリングボードまたはナビゲータ上であるカテゴリからページを開く場合、パラメータはstatus=Open
に設定されることがあります。これに対し、別のカテゴリからページを開く場合、パラメータはstatus=Closed
に設定されることがあります。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが頻繁に変更される外部Webサイトやアプリケーションに、ページ・エントリをリンクできます。各アプリケーションへのリンクを更新するのではなく、トポロジ登録でWebアプリケーションの詳細を更新できます。この変更は、そのWebアプリケーションを指している動的リンクを含むすべてのページ・エントリに影響を与えます。
たとえば、アプリケーションのテスト・バージョンにリンクする必要があるとします。そのため、動的URLリンク・タイプを使用します。アプリケーションをテスト環境から実稼働環境に移動するときに、トポロジ登録でWebアプリケーションのホストとポートの詳細を変更するだけです。この変更は、そのWebアプリケーションを指している動的リンクを含むすべてのページ・エントリに影響を与えます。
前提条件として、エンタープライズ・アプリケーションの登録タスクを使用して、Webアプリケーションをトポロジに登録します。
動的URLにページ・エントリをリンクするには、次の手順を実行します。
「動的URL」リンク・タイプを選択します。
Webアプリケーションの名前およびWebアプリケーションのリンク先を指定します。
たとえば、完全なURL: http://example:9011/myApp/faces/Page1にリンクする必要があるとします。
その場合、次のようになります。
トポロジに追加されるWebアプリケーションの名前は、myApp
(最終的にWebアプリケーション・リストに表示される値)になります。URLのプロトコルのホスト、ポートおよびコンテキスト・ルートの値は、http://example:9011/myAppになります。
Webアプリケーションのリンク先は、/faces/Page1になります。
ページ・エントリを動的URLにリンクした後、ページ・エントリをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウまたはタブにターゲット・ページが開きます。
ホスト、ポートまたはコンテキスト・ルートが変わらない外部Webサイトやアプリケーションに、ページ・エントリをリンクできます。
静的URLにページ・エントリをリンクするには、次の手順を実行します。
「静的URL」リンク・タイプを選択します。
URLのリンク先を入力します。URLは次の文字で始まる必要があります:http://
または https://
たとえば、http://www.oracle.comにリンクする静的URLを使用できます。
パートナ・アプリケーション(つまり、アプリケーションの外部)のセキュア・トークンURLにページ・エントリをリンクするには、次の手順を実行します。
「静的URL」リンク・タイプを選択します。
「セキュア・リンク先」を選択します。
Webアプリケーションの名前を選択します。
そのWebアプリケーションの宛先を入力します。アプリケーションにアクセスするにはHTTPSプロトコルが必要です。
セキュア・トークンの名前を入力します。すべてのセキュア・トークンには事前定義済の存続期間があり、その期間後に失効します。そのため、ユーザーは、ページをリフレッシュしてトークンを再生成する必要があります。
アプリケーションは、セキュア・トークンを検証し、それを使用してエンド・ユーザー・コンテキスト内でWebサービスを認証します。このモードのカスタマイズ・アクセスを使用して、パートナは追加の認証を必要とせずに、処理を直接実行したり、特定のユーザーに情報を表示したりできます。
「ナビゲーション構成」ページを使用して、既存のカテゴリおよびページ・エントリを編集および順序変更します。
前提条件は次のとおりです。
「ナビゲータ」メニューから、「ツール→「構成」を選択します。
サンドボックスをアクティブ化します。使用中のサンドボックスがアクティブではない場合、「構成」作業領域で「編集」をクリックします。サンドボックスをアクティブ化するよう求められます。
求められた場合、カスタマイズ・レイヤーを選択して、変更の影響を受けるユーザーの範囲を決定します。タスクのカスタマイズを完了すると、変更をプレビューし、テストした後、サンドボックスを公開して、ユーザーに対して変更を使用可能にできます。
次の手順に従います。
「ナビゲーション構成」ページで、カテゴリまたはページ・エントリの名前リンクをクリックします。
カテゴリまたはページ・エントリをクリックすると、webApp値が定義されていませんというエラー・メッセージが表示される場合は、アプリケーションがトポロジ表にあるかどうかを確認します。詳細は、Oracle Fusion Applications管理者ガイドを参照してください。
ページ・エントリの編集ページまたはカテゴリの編集ページで、必要な変更を行います。
「保存してクローズ」をクリックします。
カテゴリまたはページ・エントリに次の変更を行うことができます。
カテゴリまたはページ・エントリの名前を変更する。
ページ・エントリのアイコンを変更する。
カテゴリのアイコンを変更することはできません。
ページ・エントリが別のツールを使用して作成された場合、「ナビゲーション構成」ページを使用してそのアイコンを変更できません。
ページ・エントリの場合、ページ・エントリがグループ化されたカテゴリを変更する。
カテゴリまたはページ・エントリの「ナビゲータ」プロパティを変更する。
カスタム・ページ・エントリの場合、リンク構成の設定を変更する。
「ナビゲーション構成」ページを使用して作成されたページ・エントリを削除する。
一部のページ(たとえば「セキュリティ・コンソール」ページ)にはタブがあります。各タブはタスク・フローです。タブを編集するには、ページ・エントリの編集ページで「タブ」タブをクリックします。次の変更を行うことができます。
タブ名をクリックして、タブの名前を変更する。
タブ・アイコンをクリックして、タブの別のアイコンを検索して選択する。
タブの「ナビゲータ」フィールドをクリックし、オプションを変更して、タブを表示または非表示にする
「上に移動」アイコンおよび「下に移動」アイコンを使用して、ページ内のタブの相対位置を調整する
一部のページにはパネル・タブがあります。パネル・タブを編集するには、ページ・エントリの編集ページで「パネル・タブ」タブをクリックします。次の変更を行うことができます。
パネル・タブ名をクリックして、タブの名前を変更する。
パネル・タブ・アイコンをクリックして、パネル・タブの別のアイコンを検索して選択する。
パネル・タブの「ナビゲータ」フィールドをクリックし、オプションを変更して、タブを表示または非表示にする。
「上に移動」アイコンおよび「下に移動」アイコンを使用して、ページ内のパネル・タブの相対位置を調整する。
「ナビゲーション構成」ページで「上に移動」アイコンおよび「下に移動」アイコンを使用して、カテゴリおよびページ・エントリを順序変更します。ページ・エントリでは、「移動先」アイコンを使用して、異なるカテゴリまたは最上位レベルにページ・エントリを移動できます。
変更の完了後、サンドボックスで変更を確認し、テストしてから、サンドボックスを公開して、ユーザーに対して変更を使用可能にします。
ナビゲータおよびスプリングボードのカスタマイズ時は、次のことは実行できません。
「構成」ページ・エントリおよび「ツール」カテゴリの「ナビゲータ」設定の上書き。デフォルト設定が「はい」であるため、「構成」ページ・エントリおよび「ツール」カテゴリは、常にナビゲータおよびスプリングボードに表示されます。
異なるカテゴリまたは最上位レベルへの「構成」ページ・エントリの移動。デフォルト・カテゴリが「ツール」であるため、「構成」ページ・エントリは常に「ツール」カテゴリの下に表示されます。
スプリングボード・アイコンまたは「ナビゲータ」メニューは、次のいずれかの理由により非表示になることがあります。
管理者が、グループまたはページ・エントリに関連付けられたオファリングを有効にしていません。
グループまたはページ・エントリのアクセスまたは表示のためのセキュリティ権限がない可能性があります。グループまたはページ・エントリが「ナビゲータ」メニューとスプリングボードのどちらにも表示されない場合は、適切な権限がないことを意味します。
管理者が「構成」ページを使用して、スプリングボードまたは「ナビゲータ」メニューからグループまたはページ・エントリを非表示にしています。表示設定を確認するには、「ナビゲータ」メニューから「ツール」→「構成」を選択します。
「ホーム構成」ページを使用して、ホーム・ページのページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンを構成します。
前提条件は次のとおりです。
「ナビゲータ」メニューから、「ツール」→「構成」を選択し、「ホーム構成」タブをクリックします。
サンドボックスをアクティブ化します。使用中のサンドボックスがアクティブではない場合、「構成」作業領域で「編集」をクリックします。サンドボックスをアクティブ化するよう求められます。
求められた場合、カスタマイズ・レイヤーを選択して、変更の影響を受けるユーザーの範囲を決定します。タスクのカスタマイズを完了すると、変更をプレビューし、テストした後、サンドボックスを公開して、ユーザーに対して変更を使用可能にできます。
ページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンの名前変更、その表示設定の変更および順序変更を行うことができます。「ホーム構成」ページで、次のことを実行できます。
インフォレット名をクリックして、その名前を変更する。
インフォレットの「表示」フィールドをクリックして、その表示設定を変更する。ホーム・ページのページ・コントロールでインフォレット・ページのアイコンを表示または非表示にすることができます。
はい: インフォレット・ページのアイコンがページ・コントロールに表示されます。
いいえ: インフォレット・ページのアイコンがページ・コントロールに表示されません。
EL式: EL式の評価によって、インフォレット・ページのアイコンがページ・コントロールに表示されるかどうかが決まります。
「上に移動」アイコンおよび「下に移動」アイコンを使用して、ホーム・ページのページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンの相対位置を調整します。
プロファイル・オプションを使用して、すべての簡易ページの上に表示されるフィルムストリップの設定を定義できます。
ユーザーがフィルムストリップを使用できるようにするには、スプリングボード・ストリップ使用可能プロファイル・オプション(FND_USE_FILMSTRIP)を「はい」に設定します。
FND_USE_FILMSTRIPプロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合、フィルムストリップをデフォルトで展開表示できます。これを行うには、スプリングボード・ストリップ展開プロファイル・オプション(FND_EXPAND_FILMSTRIP)を「はい」に設定します。ユーザーはあらゆるページで引き続きストリップを縮小したり展開したりできますが、一度操作を実行すると、そのユーザーの後続のセッションで、そのプロファイル・オプションがデフォルトで設定されます。
EL式を使用して、ナビゲータ・メニュー項目や、ホーム・ページのページ・コントロール内のインフォレット・ページのアイコンの表示または非表示など、アプリケーションのナビゲーションをカスタマイズできます。次のシナリオでは、EL式の使用方法を示します。
EL式を使用して、「ナビゲータ」およびスプリングボードにカテゴリまたはページ・エントリを表示するかどうかを指定します。EL式の評価によって、メニュー項目がユーザーに表示されるかどうかが決まります。
EL式を使用して、特定のユーザーの「ナビゲータ」メニューまたはスプリングボードからカテゴリおよびページ・エントリを表示または非表示にする方法の例を次の表に示します。
カテゴリまたはページ・エントリを表示できるユーザー | EL式および例 |
---|---|
特定のいずれかのロールを持つユーザーのみ |
|
特定のいずれかのロールを持たないユーザーのみ |
|
特定のロールをすべて持つユーザーのみ |
|
特定のロールをいずれも持たないユーザーのみ |
|
特定のリソース(「ソーシャル」作業領域など)へのアクセス権を持つユーザーのみ |
|
EL式にスペースや二重引用符を含めないでください。
ディープ・リンクを使用して、メニュー構造をナビゲートせずにページを開きます。管理者は、ディープ・リンクを使用して、他のアプリケーションからアプリケーション・ページへの直接ナビゲーションを有効にできます。たとえば管理者は、ディープ・リンクを使用して、「個人情報」や「自分のチーム」など、企業の内部ポータルからアプリケーション・ページへの直接リンクを追加できます。
使用可能なディープ・リンクの完全なリストを表示するには、「ナビゲータ」メニューで「ツール」→「ディープ・リンク」を選択します。FND_VIEW_ADMIN_LINK_PRIV権限がある場合にのみ、「ナビゲータ」メニューで「ディープ・リンク」メニュー項目を使用できます。ページに表示されるディープ・リンクのリストは、機能およびデータ・セキュリティに基づきます。
URL形式に関係なく、管理者はディープ・リンクURLをコピーし、そのまま別のアプリケーションで使用できます。ディープ・リンクをクリックしてページに直接移動し、グローバル・ヘッダーの「お気に入り」アイコンを使用してページにブックマークを設定できます。